「1%の努力」は、書店なので人気で気になっていた。
1%の努力、そんな甘い言葉にやっぱり惹かれてしまう。
人生そんなに甘くはないが、人間だれしも甘い言葉には惹かれてしまうものだ。
この本はざっくりいうとやることがたくさんあるけど、半分の時間でやれば考える時間を作って自分の軸で色々考えよう。それを7つのエピソードから説明している。
ひろゆきさんがなぜ注目されるかわかる本である。
では、目次からマーカーした3か所を引用しながら感じたことを記載しよう。
目次
序文 「1%の努力」とは何か
エピソード1 団地の働かない大人たちー「前提条件」の話
エピソード2 壺に何を入れるかー「優先順位」の話
エピソード3 なくなったら困るものー「ニーズと価値」の話
エピソード4 どこにいるかが重要ー「ポジション」の話
エピソード5 最後にトクする人ー「努力」の話
エピソード6 明日やれることは、今日やるなー「パターン化」の話
エピソード7 働かないアリであれー「余生」の話
おわりに
ひろゆき・全思考まとめ
1.幸せの総量を増やす
「働かないアリ」のように、お金や時間にとらわれない状態になると、チャンスが見えるようになる。
(中略)
この本では、あなたに「サボる才能」があるかを試し、それを磨いていくための「7つの話」をしようと思う。
目的は1つ。
死ぬまでの「幸せの総量」を増やすためだ。
本書のはじめにで書かれている文で、本書の目的について記載されている。
一生懸命働くより、サボる才能を使い、自分の軸で考えることでチャンスが見えるようになるということだと解釈した。
確かに、目の前の仕事や人生をひたすら生きるより、ちょっとくらいサボって考えた方が目の前の霧が消えていき、障害の解決法や次のステップが見えていくような時がある。
最近、仕事をうまく切り上げ、考える時間ができているので本書を読んだりできている。
その中で、幸せってなんだろうということを考えることが多く、その解決の糸口となる本だと感じれた文であった。
2.頑張りどころを見極める
アルバイトの世界だって理不尽な世界だ。一生けん命5時間働いた人より、ダラダラと10時間働いたほうが、2倍の給料をもらえる。
(中略)
頭は働かせるべきだ。人生において、「ここは頑張りどころだ」というポイントがある。
世の中理不尽なことだらけだ。事例のように、一生懸命働かない人が、一生懸命働いた人より利益が享受できたり、政策でも一部が利益を得たり、事件が起きても加害者への罰則等、例を挙げればきりがない。それについて、あきらめるのもいいが考え、ピンポイントで努力することが重要になる。
この部分が本書の核の話である。
3.調べる努力はしよう
あらゆることを調べつくせ
「働かないアリ」に必要な素質は2つある。
それは、「ダラダラすることに罪悪感がない」と「自分の興味のあることに没頭できる」ということだ。これは、つまり「余生」の話でもある。
僕は、「1%の努力」として、調べることは徹底的にやるようにしている。
今何か疑問があってもネットで少し調べて知ったようになっているが、本来調べるとはそうではないと思う。
ネットで調べてきっかけを作り、参考文献やデータ、反論文書等を徹底的に調べ自分の仮説の証明や自分の考えを作ることである。
そのことを忘れかけていたのでこの文章はささった・・