【読書】『普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門』

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今回読んだ本は、『普通の会社員でもできる 日本版FIRE超入門』山崎俊輔(ディスカヴァー21)だ。

 

 

FIRE(ファイア)とは、Financial Independence , Retire Earlyの頭文字をとった略で、経済的な自立をし、早期リタイアすることである。

アメリカで話題になり、たくさんの著書や記事がでている。

VUCAと呼ばれる先行きが見えないなか、老後まで生き抜くためには、会社に頼らないように経済的な自立をする。そして、ストレスがある仕事をせず、自分がやりたいことをやりながらお金の心配をしないで悠々自適に過ごしたい。

誰もが考えることで、僕も憧れる。

かなり難しいけど、考えをしることは大事である。

 

FIREについては、『FIRE最強の早期リタイア術最速でお金から自由になれる究極メソッド』クリスティー・シェンを読んでいたが、今回は日本版ということで楽しく読め、非常に勉強になった。

 

『普通の会社員でもできる 日本版FIRE超入門』の目次

はじめに

第1章 FIREのキホン

第2章 もっと、もっと、もっと、稼ぐ

第3章 1円でも貯蓄額を増やすために節約

第4章 貯めたお金をできるだけたくさん増やす

第5章 FIREのために絶対必要な知識

第6章 FIREを実行する3つパターン

第7章 FIREに成功したあとのメンテナンス術

おわりに 周囲の雑音に負けず堂々とチャレンジしよう

 

 

それでは、マーカーを引いたところをチェックしよう。

今回引いたところは3か所である。

しかも、自分があまり貯金ができていいないので、FIREになる入口の部分のところだ。

ライフステージのことや老後の話についても記載があったが、まだ入口にもたってない自分においては、この3か所でよかった。

 

1.家計のキホンを意識する

私たちの家計は「稼ぐ」→「使う」→「差額を貯める」という流れを繰り返します。

(中略)

そしてその流れをよくしたければ「年収をもっと増やす」「ムダな支出を減らす」「できるだけ高利回りで増やす」ということを考えていきます。

家計の流れをよくするには、収入と支出の差額のプラス部分を貯めるしかない。

もし、マイナスであればそれを改善する必要がある。

マイナスを減らすにしろ、プラスを増やすにしろ、やはり年収を増やすことが重要であろう。

一般的には、起業とか投資でハイリスクをとり稼ぐのは難しい。才能や機動力とか将来や社会を見通すことなど必要であり、ほとんどの人が、実行しないであろう。

なので、年収を増やすのがたしかに現実的だ。

そのうえで浪費を減らし、無駄をなくすることで徐々に貯まりあるていど貯金ができたら高利回りで運用するのがいいのであろう。

と、簡単に書いたが、現実では、転職で年収を上げるのも難しく、現在の会社での年収をあげずらいので無駄を省いて支出を減らすことにチカラを入れることを意識しようと思う。

2.支出を減らして、減らして、減らす

STEP2 支出をできる限り減らす。とにかくできる限り減らす!

どんなに稼いでも支出が多すぎる過程はいつまでも経ってもお金が貯まりません。FIREを目指す以上は普通の生活よりもハイペースでの貯蓄を考える必要があります。

そうすると必要になるのは徹底的な「節約」です。低コストで生活をやりくりして、将来に残す貯蓄額や投資額を極大化していくことを目指します。

項番1でも話したが、現状支出を減らすことに注力することがいいと考えた。

低コストな生活は、始めは苦しいがなれれば意外と問題なくできる。

そして、これを維持できれば年収が上がった時の貯金幅も大幅に増えていく。

私も以前、コンビニでのちょい買いやネットで数回しか使わないものをたくさん買い、外食だらけで毎回クレジットの請求におびえていた。

今も改善されたわけではないが、携帯代等の見直しや自動販売機・コンビニでのちょい買いはやめた。

ネットもログアウトしてほんとに買わないものしか買わないようにした。

ボーナス前のご褒美買いをやめ、外食もコロナ禍も相まって必要最低限にしたことにより数十万単位での節約ができた。

それでも、まだストレスがたまったり衝動的に購入することがあるので、今回の引用部分をかなり意識していこうと思う。

 

3.まずは100万円貯金を目指す

貯蓄ゼロから100万円を達成すること(ここまでがかなり大きなステップです)、それだけで自信がつき、行動に余裕が出てきます。

確かに、お金があると精神的に安定する。

なにか余裕ができる。

まずは、100万円を目指そう!