アートパワーを感じられる短編小説!!原田マハさん『〈あの絵〉の前で』幻冬舎文庫

原田マハさんの『〈あの絵〉の前で』(幻冬舎文庫)を読みました!!

そんなに分厚くなく、薄くてすぐ読める6つのストーリーの短編小説でしたが、原田マハさんの文章から溢れ出るアートパワーを感じられる作品でした。

就職活動で苦しむ女性や恋愛で葛藤する女性、仕事で悩める女性、家族愛など誰もが経験するような日常の出来事を1枚の絵と絡めてストーリーができているとても教訓や学ぶことがある話でした。ヒューマン系の感動ものが好きな人にいいと思います。

絵というのは、いつも心のどこかにいて、ふとした瞬間に私たちに元気や勇気、感動をくれます。アートのパワーはいつも自分の中にあるのだと感じました。

本書を読んでいて思いましたが、仕事の間にドイツなど海外みたいに1ヶ月から2ヶ月の充電休暇が本当に必要だと思いました。忙しい毎日から離れて、旅に出て新しいものに触れたり、食べ物を食べて美味しいと感じて、景色を観て感動する。時間を忘れてひとつひとつと向き合ったり、対話したり感じたりすることが大事だと思いました。仕事のモチベーションになったり、感性を高めて人生がより良いものになると思います。


以下で、各ストーリーで感じたことも書いていますので、ぜひ!

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